Go To トラベルはGo To出来るのか

2020年7月14日火曜日

雑記

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政府による旅行喚起政策である「GO TO トラベルキャンペーン」が7/22から始まるようです。

これは新型コロナウイルスによって大ダメージを受けた
観光産業を支援することを目的として計画されていますが、
世間的には賛否両論である上にキャンペーンそのものも
急ごしらで計画している感じがあります。

Go To トラベルの概要


内容としては宿泊施設で一泊する度に一人あたりの料金から50%、
上限2万円までを国が補助してくれる制度です。
セットで新幹線や飛行機などの交通機関の
予約をするとその分の交通費も補助対象になります。

また日帰り旅行でも1万円を上限に補助されます。
その上期間中であれば何回でも利用可能な制度です。
正に大盤振る舞いと言ったところでしょうか。

なお補助については補助分の7割が直接旅行代金から割引かれます。
残りの3割は旅行先の都道府県とそこに
隣接する都道府県で使える
地域クーポン券として受けとる事が出来ます。

つまり一泊4万円の予約をして上限2万円分の
補助を受ける場合は、補助分の7割にあたる
14,000円が値引きされた26,000円を
旅行代金として自己負担した後に旅行先で
使える6000円分のクーポンを貰うことになります。

キャンペーンは7/22からですが、
期間中の旅行であれば開始前に予約した分も
当初は対象外でしたが、後日還元する形で
補助の対象になりました。

他にもホテルや予約サイトには割引やポイント付与などを
独自で行っているところもあります。また各自治体が独自で
行っている観光振興キャンペーンとの併用もできるようです。

感染が広がる中でGo To出来るのか?

以上の様な制度ですが問題点もあります。

日本の人口の1/3を占める東京圏では
いまだに感染拡大が続いており
全国的にも広がりを見せ始めています。

4月5月に外出や県を跨いだ移動が抑えられた
ことで一旦は収束しかけていたでしょう。

その後人々が外に出始めるのにしたがって
再び感染の広がりを見せている時に
人の移動を促進させる施策を始めては
これまでの自粛の意味がなくなることでしょう。

実際に地方では域外から人がやって来ることを
手放しで喜びづらい状況になっています。
青森県のむつ市では観光施設の閉鎖を決めるという
キャンペーンとは逆行する決断をしています。

せっかく安く旅行に行けても旅先から歓迎されない状況では
楽しく旅行することは困難でしょう。

キャンペーン自体も準備が整っていないので9月以降まで待つのが吉か

また7/22から予約をしても予約サイトや宿泊施設の
準備が整うまでは事後還元という扱いになります。

開始以前も含めて事後扱いになった場合は実際に
旅行に行ったことを証明する書類をキャンペーン事務局に
送付する必要があり、仮にキャンペーンの対象外と
判定されると1円も還元されない可能性があります。

また割引分の一部は地域で使えるクーポン券として
配布されますが、こちらは9/1以降に開始日をお知らせするようです。
クーポン配布前に旅行した場合に後で貰えるのかは分かりませんが
観光庁のよくある質問集を見る限りでは貰えない上に
その分が別途割引されるわけではないようです。


今後も方針変更がありえるとの注釈がありますが、
今時点では地域クーポン券が始まる前に旅行した場合は
旅行代金の35%、上限14,000円までの割引しか
受けられないとみて良いでしょう。

全体的にみて細かい部分での制度設計が不十分であると
感じています。一連の自粛や入国制限、オリンピック延期で
観光産業が全産業の中で最も壊滅的被害を受け、
回復も見通せないので国が奮起して早急に
観光需要を創出しようとする意図は理解できます。

ただ個人的には準備が間に合わず感染が収束していない中で
わざわざ7/22まで前倒しにする必要があったのか疑問です。
今から慌てて予約をする必要はなく、万全の準備が整うであろう
9月以降に状況を注視しつつ旅行の予約をして旅に出る方が最善の策です。

ちなみに私は感染が広がっている東京圏在住者なので
当分は旅行にはいかない予定でいます。
たとえ収束していたとしても特に行きたい旅先も旅行資金も
ないのでキャンペーンは利用しなさそうな気がしています。



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