今なお残っている高配当株を手放すタイミングがきた

2020年7月2日木曜日

投資

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カートに入ったドル紙幣

今年に入るまで私は高配当株投資をしていました。
その後高配当株から今の投資スタイルにしましたが、
含み損が大きくて処理しきれなかった
高配当株が今でも残っています。

その高配当株を手放すタイミングが来ました。

含み損を恐れて処分してこなかった高配当株たち

現時点で残っている高配当株というのが以下の
  • コカ・コーラ KO
  • SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF SPYD
  • バンガード 米国高配当株式ETF
  • ウエストパック バンキング WBK
の4銘柄です。

VYMとSPYDは高配当ETFですが、
どの銘柄も未だに含み損が続いていて
合計で20万円以上のマイナスです。


また既に手放した高配当株達の確定損失は
合計で17万円になります。


当初は既に確定した損失分が大きいので、
今残っている分については含み損が解消してから
処分するつもりでした。

しかし含み損がいつ解消されるかは分からない上に、
乗り換え先となるVTIやQQQが上昇していく中で
このまま不要になった物を持ち続けるのは
機会損失と言えます。

回復するか分からない物を持ち続けるよりも
投資方針どおりのVTIやQQQに手早く乗り換えた方が良いのは事実です。

問題は20万円の含み損を確定させてしまうことでした。
今までの分と合わせて37万円の確定損失を計上してしまいます。

損失については3年間繰越す事が出来ますが、
なるべくなら同じ年に相殺した方が
手続きの手間が少なくて良いでしょう。

また取られすぎた分が返されるときも
同じ年であればドルとして返ってきます。
更には3年以内に37万円以上の利益をあげられる
保障もないのでその分が無駄になってしまいます。

VTIやQQQからの分配金で相殺する方法もありますが
計算上では37万円の6割ぐらいしか補填できそうにないため、
今持っている銘柄を利確するしかありません。

QQQの含み益で相殺出来そうになった

そうした中でQQQの含み益が約36万円まで
成長していたことについ最近気がつきました。


このため一旦QQQを利確することで残っている
株の損失分と今までの確定損失を
相殺出来る見通しが出てきました。

QQQの利確については5月に一度行っていたのですが、
その時は同日中に買い戻しを行ったので
日計り取引という扱いになりました。

このため売却時の取得単価が元の値と
売値の間の価格になってしまい、
売却益が小さくなって思ったほど
利益が出ないことになりました。

なので今回はQQQを売ったらその次の日に
買い戻してあげる必要があります。
この場合日計り取引には当たらず、
今ある含み益がそのまま確定利益になります。

売る日と買い戻す日がずれることでの問題点

この売る日と買い戻す日をずらす方法での問題は
日を跨ぐことで売値と買値に大きな差が
出来てしまう恐れがあることです。

売った次の日に株価が大きく下がった場合は
安く買い戻せるのでむしろラッキーですが、
逆のパターンでは高く買い戻すことになってしまいます。

特に直近の相場は値動きが激しくなる時が
多々あるので売った次の日に急騰してしまう
可能性が大いにあります。

無論長期投資の観点で言えばそれほど
気にすることではないと言えますが、
安く売って高く買うのは
心理的には辛いものがあります。

売った直後に一時的に別銘柄に乗り換えるのはベストなのか

この高値つかみするリスクを軽減する方法として
QQQを売ったらその売却金でほかの銘柄を買い、
次の日にQQQに乗り換えるやり方もあります。
具体的な対象としては市場平均であるVOO、
QQQと似た動きをするVGTが挙げられます。

これならば日を跨いだ市場の値動きの変化に
ある程度ついていくことが出来ます。

ただQQQと全く同じ値動きはしないので
代替先との差がやはり生まれてしまいます。
日によって銘柄毎の強弱は変わってきますので、
下手すれば預り金としてそのまま持っておいたほうが
良かったというパターンもあります。

また売買時には手数料が掛ります。
手数料は売却金額的には上限いっぱいの
22ドルが掛かってきます。
VOOの場合は買付時が無料なので22ドル、
VGTの場合は44ドルが一連の操作で掛ります。

またQQQの売買にも同様に44ドル、
高配当株たちの売却するにも約34ドルが発生するため、
預り金として日を跨ぐと約78ドル、
別の銘柄に退避させると約90~114ドルも掛ります。

最大で114ドルも手数料が発生するのは大きいですね。

実行日は大波乱が予見される7/2を予定

預り金のままにするのか、
22~36ドル無駄に手数料が掛かる代わりに
翌日に上昇した場合の差額を縮める
可能性があることに賭けるのか。

ここにQQQを売却するタイミングを
いつにするのかも含めて、
どちらの判断を下すか大いに悩んでいます。

多分今日の7/2に決行することになると思います。
しかも雇用統計の発表日で翌日は休場という
かなりアグレッシブなタイミングでです。

ただこれでようやく高配当株投資から
完全に卒業が出来ることでしょう。

また高配当株を売った分については
VTIに振り返る予定です。

果してどうなるのかは全ての処理が完了するであろう
来週あたりにでも記そうと思います。



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