iDeCoを再開
以前にiDeCoの拠出を再開するか検討していると書きましたが、この度再開させることにしました。
既にiDeCoの運用先であるマネックス証券から申込書を取り寄せて、郵送で申請を行いました。何事もなければ9月から掛金の引き落としが再開されるでしょう。
再度拠出を再開させるためには、初めてiDeCoの口座を開設した時と同じやり方で良いそうです。なお拠出停止をしてから再開させるまでの期間の制限は特になかったです。
ホームページからiDeCoの新規開設の申し込みをすると、初めての時と全く同じ書類が家に届きました。会社勤めの人は会社に書類を再度書いてもらう必要があります。必要事項を書いてポストに投函するだけです。
2年前に初めて開設した時と違ったのはiDeCoについて簡単にまとめられた冊子がついてきたことです。
中身は、制度の概要や手続きの他に分散投資、長期投資、つみたて投資、投資信託についての解説もあり、金融知識がない人でもわかるような内容になっていました。
高配当株目当てにiDeCoを一時止めた愚行
iDeCoを一旦止めたのは今年の2月でしたので、半年も経たずに再開したことになります。
当時止めた理由は高配当株を買う資金に当てるためでした。しかし高配当株からインデックスへと投資方針が変わったことで止めた理由が無くなってしまいました。
止める判断をするのがあと数ヶ月遅ければ、今もiDeCoへの拠出を続けていたと思います。
拠出を止めると掛金に対する所得控除を受けられなくなり、給料に対する税金が高くなります。
私の場合、年間27.6万円の掛金に対して約4万円も税金が安くなっていました。率にして見ると掛金に対して15%の金額です。言い換えてみると、掛金の15%が還元されるイメージになります。
これに加えて運用時の利益は非課税、受取時にも税制優遇が受けられます。
一方で、60歳になるまで受け取れないこと、特別法人税が復活する可能性があること、というデメリットも存在します。
このように一長一短な制度であるがためか、その当時は高配当株投資が配当金という目に見える形で投資の成果が得られるのが分かりやすくてアーリーリタイアに向いていると考えていたため、iDeCoを止めてしまいました。
詳しくはまた別で書きますが、リタイア前に配当金を貰う必要があるのか考えたことがきっかけで、「配当金を積み増ししていく」から「総資産額を増やす」方針に切り替えました。
その後高配当株からVTIとQQQのETFに乗り換えていく中で、運用益非課税や所得控除の恩恵があるiDeCoを再開した方が合理的であると思うようになり再開することを選びました。
完全に拠出停止するより金額変更を選ぶべき
今回は止めた直後に再び再開させるという、計画性のかけらも無い行動をとることになりました。今となってはかなり軽率な判断をしてしまったと反省するばかりです。
またiDeCoの手続きはとても複雑で時間が掛かります。特に拠出を完全に停止した後から再度始めるのは余計に手間がかかります。
拠出を止めるためにコールセンターに問い合わせした時も、「完全に止めるのではなく拠出金額を減らしませんか」と提案されました。金額を減らすだけであれば、一旦やめて再開するよりは手続きが軽く時間も掛からないようです。
また多くの人にとって老後資産は一定のルールで資金投入し、継続していくことで形成されていくものです。なので一旦そのリズムが止まってしまうと資産形成が上手く行かず老後に苦労することになるので、小額でも続けて欲しいという意味合いもあるようです。
私は高配当株に惹かれたことが原因でしたが、一旦やめた事を直ぐに再開させるのはとてもバカらしいことです。ホントはもっと早めに再開したかったのですが、一度止めた手前で中々踏ん切りがつきませんでした。
皆さんは私のような短絡的な理由で止めないようにしてください。そしてお金が足らないと思っても拠出の最低ラインである月5000円に減額してでも継続をしてみることを考えてみてください。
ちなみに、掛金の金額変更は年に1回しかできないので、減額や増額することも慎重に判断した方がよいです。
(*‘ω‘ *)応援していただけると嬉しいです
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