S&P500とVTIに投資をしていても個別株の集中投資と変わらない

2020年6月21日日曜日

投資

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星条旗

どうも、ゆゆじねふです。

アメリカという一つのかご

私は資産のほぼ100%をアメリカ合衆国に投資しています。そして目標としているポートフォリオでも6割はアメリカの市場平均(S&P500とVTI)、4割はアメリカのハイテク産業(QQQ)として構成されています。

これはETFや投資信託を用いてアメリカ市場全体に分散投資を行っていると言えます。一方で視点を世界に変えてみると、アメリカ一国に集中投資をしているとみることができます。

「すべての卵を一つのカゴに盛るな」という格言で当てはめてみると、アメリカの中では複数のかごに盛っているが、世界という枠で見るとアメリカと名のついた大きなかごに全て盛っている状況です。

インデックス投資の理想は全世界投資

インデックス投資をする上では、全世界の株式市場に分散投資をするのが正しいやり方だと思います。もっと言えば株式の他に債券にも投資をしてリスクを低減させるでしょう。

特定の国やターゲットを絞って投資をするのは全世界に投資したときよりも高いリターンを得られると確信できる場合です。

過去を振り返れば全世界よりもアメリカ単体に投資をしたほうがより多くのリターンを獲得出来ました。ただこれはあくまでも過去の話であり、この先も同じ展開になるかどうかは一切関係ありません。

未来を見通す時にアメリカが成長するのと全世界が成長するのとでは後者のほうがより確実だと言えます。競馬で例えると一番人気にだけ賭けるか全ての馬に賭けるかの違いです。全ての馬に賭けたら確実に1着馬を当てられるでしょう。

競馬の場合は全ての馬に賭けるには馬数分のお金が必要になりますが、全世界投資の場合はETFや投資信託を通じて一国集中と同じ金額で投資が行なえます。資本主義の根源が変わらない限り、世界単位で見れば確実に経済成長を続け資産価値も上昇していくでしょう。

S&P500やVTIはアメリカへの集中投資

他方でアメリカのように特定の国での経済や資産の成長が全体よりも高くなると断言は出来ません。もしそれが断言出来るほど確実であれば、すべての人がその国にしか投資をしないはずです。もっと言えばどの個別企業が最も成長するのかを言い当てるのと同義です。

国単位で1つの個別企業として捉えれば、例えS&P500やVTIの市場平均に投資をしていたとしてもそれは「アメリカ」という1つの個別企業にしか投資をしていないと言えます。つまりアメリカの枠を脱しない限りは1つの個別株に集中投資をしているのと何ら変わらないのです。

乱暴な言い方をすれば、高配当株やハイテク株を買うのもETFや投資信託を買うのも、投資先がアメリカ国内で完結している限りは1銘柄への集中投資をしている意味で同じものであると言えます。

またQQQについてはアメリカ以外の企業(百度、京東、ASML[蘭] 等)も多少混ざっているので、ある意味S&P500やVTIよりも分散されていると言えるかもしれません。

アメリカを信用出来ないなら全世界に投資

以上のように見てきましたが、S&P500とVTIに投資をして分散しているつもりでも、それはアメリカという個別株への集中投資です。大半の人はそれを理解した上で投資をしていると思いますが、VTのような全世界投資よりも集中投資であることは忘れないようにしたいです。

もしもアメリカの将来性に不安があるようであればS&P500とVTIへの集中投資よりも、
のような全世界の株式を保有するETFや投資信託に投資をする方が望ましいと思います。



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1995年生まれ、実家暮らしをしながらサラリーマン生活をし、将来的にアーリーリタイアを目指しているらしい(*‘ω‘ *)

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