SPYDから分配金が来ていた

2020年6月26日金曜日

投資

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ドル紙幣とカート

昨日、高配当ETFであるSPYDから分配金が振り込まれていました。このブログを始めてから初めて振り込まれた配当・分配金ということになります。

56株で20.48ドル

保有している株数は56株で金額としては20.48ドル(2,161円)、税引き後では14.76ドル(1,551円)の分配金でした。

やはり二重課税されているのはいつ見てもモヤモヤします。


コロナショックでボロボロにされたSPYD

SPYDはS&P500構成銘柄の中から配当利回上位80銘柄で構成されるETFです。

他の代表的な高配当ETFであるVYMやHDVに比べて配当利回りが高いことで知られ、その高配当ぶりから一部の投資家に人気です。

その分値上がり益ではVYMやHDVは劣ります。トータルリターンでは分配金再投資を行うことでSPYDが一番高かったですが直近では2銘柄を下回っています。

また今回のコロナショックにより減配・無配となる企業が増えています。SPYDに採用されている銘柄も例外ではなく、減配・無配となった銘柄が除外された結果、構成銘柄の数が80から64に減っているようです。

分配金の方も前年比で20%以上減少しています。一方でVYMやHDVは増配しています。

コロナショックによる暴落局面での下げ幅でもSPYDは他よりも大きく下がっており、底値からの戻りも鈍い状態です。

このようにSPYDは今ボロボロの状況と言えます。一部では酷評されていたりもします。

インデックス投資に切り替えても手放せなかった

私は高配当株投資をしていた時には、その配当利回りの良さに引かれて少しずつ買い増しを進めていました。リーマンショック時にVYMが市場平均に比べて下げ幅が抑えられていたのを見て、SPYDも暴落相場ではそんなに落ちないと思っていた節があった気がします。

そんな幻想を打ち砕いたのが今回の暴落相場でした。
まさかあれほど下がるとは思っていなかったので、あまりの事に買い増しも損切りも出来ずに呆然とするだけでした。

高配当なら何とかなるだろうという気持ちはすっかり吹っ飛んでしまいました。配当金だけを重視しすぎた結果であると反省するしかないです。

その頃は高配当株からインデックス投資に軸足を移し始めていたのでSPYDを早々と手放すべきだったのでしょうが、含み損が大きくなってしまい売る決断が出来ずそのまま持ち続けています。

QQQやVTIが順調に回復しているのを見ると、手放して乗り換えるべきだったんだろうなと少し後悔しています。
とてもおろかなことです。

含み損-594.16ドル(-68,42円)

今でも含み損を抱えたままです。
それでも含み損が無くなるまでは持ってそうな気がしてしまいます。

またVYMも保有したままですが、こちらはもう少しで含み損が無くなるぐらいに回復したので売れる決断が出来そうです。でもSPYDを残してVYMの方を売るのは何だかバカらしい気がしてモヤモヤします。

投資というものは感情を排除して理性で取り組むものですが、それが完全に出来ない自分はまだまだ未熟な赤ちゃんと言えます👶。

SPYDは悪くないが人は選ぶETF

最後に一応言いますが、SPYDが完全にゴミであるとは言いません。ただ単に私には合わなかった投資対象であるというだけの話です。

配当利回りが高い銘柄というのは株価に対して貰える配当金が高いことを意味します。普通は貰える配当金が多ければみんなが欲しがります。そしてその株をこぞって買いますが株の枚数には上限があります。

そのため売りたい人は少しでも高く売りたいので高く買ってくれる人に売るはずです。結果として株価が上がります。株価が上がれば配当利回りも低下していきます。

利回りが高い状態が続くのは高い配当金が貰えるのにそれを欲しいと思う人が少ないことと言えます。理由としては業績不安で配当金維持が怪しかったり、訴訟を起こされて多額の賠償金を支払うリスクだったり様々ですが、利回りが高くなるのはそれなりの理由があるということです。

そして配当金は時には減ったり無くなったりすることもあります。配当金を払うかは企業の自由ですので。

高配当である理由やリスクを十分に理解し納得した上で、高配当株やそれを集めたSPYDに投資をするのであればよいと思います。

単純に高配当であるという点だけで買ってしまうようではおろかなにんげんであると言えるでしょう。



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1995年生まれ、実家暮らしをしながらサラリーマン生活をし、将来的にアーリーリタイアを目指しているらしい(*‘ω‘ *)

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